





定価(本体価格) | 1,200円+税 |
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偕成社在庫 | あり |
対象年齢 | 小学校高学年から |
ジャンル | |
サイズ(判型) | 20cm×14cm |
ページ数 | 134ページ |
ISBN | 978-4-03-643240-0 |
NDC | 913 |
発売日 | 2021年9月 |
千葉県船橋市にある〈ふなばしアンデルセン公園〉を訪れたときのことです。たくさんの親子づれでにぎわう中、噴水のある広い池のわきにあるベンチに腰かけて、ペットボトルの水を飲んでいたら……1羽のハクチョウがとんできて、わたしに話しかけてきたのです。
「おとなと子どもがいっしょにいれば、かならず親子だと思うのはまちがいよ。親でも子でもないこともあるし、血のつながりのない親子もいれば、血がつながっていても、親子だとみとめてもらえないこともある。」
「みにくいアヒルの子」「人魚姫」「はだかの王様」の3編を収録。『サブキャラたちの日本昔話』『サブキャラたちのグリム童話』につづく短編集第3弾。
<目次>
まえがき
1 みにくいアヒルの子 語り手:ハクチョウのハンネ
2 人魚姫 語り手:皇太子妃づき侍女長 クリスチアーネ・フィンガー
3 はだかの王様 語り手:カール・シュナイダー
あとがき