

定価(本体価格) | 1,800円+税 |
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偕成社在庫 | あり |
対象年齢 | 小学校高学年から |
ジャンル | |
サイズ(判型) | 22cm×16cm |
ページ数 | 236ページ |
ISBN | 978-4-03-540590-0 |
NDC | 913 |
発売日 | 2024年7月 |
産経児童出版文化賞・JR賞を受賞したシリーズの最新刊!
ときは平安時代、京の都。
郎等の貞道は、上京してきた遠助という男と知り合う。遠助はある橋のたもとで女から小箱を預かり、京の届け先に行くという。小箱はけっして開けてはならないといわれていたが、二人はひょんなことから中を見てしまう。そこには光を放つ玉が入っていた。
一方、貞道と不思議な縁でたすけあうようになった白きつね葉月は、妹のように思う姫宮に仕えていた。しかし厳しく姫を教育する年かさの女房、中務の君がやってきたため、何かと対抗心を燃やすようになる。
やがて、姫宮の屋敷で働くことになった遠助は玉に魅入られたようになり、玉の影響のせいか、葉月もまた思わぬ力を振るってしまう。
貞道は、なんとか玉の小箱を正しき届け先に渡そうとするのだが。
あやかしと人のかかわりを描く平安朝ファンタジー第3弾。