

定価(本体価格) | 2,200円+税 |
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偕成社在庫 | 2025年9月29日 発売予定 |
対象年齢 | 小学校中学年から |
ジャンル | |
サイズ(判型) | 22cm×16cm |
ページ数 | 128ページ |
ISBN | 978-4-03-528650-9 |
NDC | 400 |
発売日 | 2025年9月 |
NHKラジオ第1「子ども電話相談」で、天文担当回答者を務める永田美絵さん、動物担当回答者を務める成島悦雄さんが、動物名がついた17星座について、それぞれの専門分野を生かして解説する本です。
動物名がついた17星座を掲載。うち16星座は古代にルーツをもつもので神話の物語があります。残る1星座は旧約聖書の物語にもとづいて16世紀につくられたもので神話はありません。それらの星座を春夏秋冬に分けて章を構成、それぞれの星座につき星座や神話の話(永田)→ 動物の話(成島)→ コラム(星座or動物の話)となります。
古代より伝わる星座に動物名が多いのは、古代メソポタミアやギリシャの人々にとって、その動物が身近だったからで、それらは想像上の動物というわけではなく、その地域に、その時代、実際にいた動物たちです。そのような視点で古代より伝わる動物の星座や神話を意識しながら、その地域の動物の分布や変遷、文化等を調べると、その地域、その時代にいて、今もいる動物の姿のほか、絶滅危惧動物、家畜動物、人間と動物との戦い、神聖視された動物、特産の食材の料理など、動物と人間、文明、文化との関わりなど、いろいろなことが見えてきました。